当日は若者から寄せられた5つの質問に堅達先生が答えてくださいました。
オンラインで次々に上がってくる質問にお答えいただき、活発な話し合いが行われました。
詳しくは当ページ下部のレポートをご覧ください。
堅達 京子 – Gendatsu Kyoko –
NHKエンタープライズ〜エグゼクティブ・プロデューサー
1965年、福井県生まれ。早稲田大学、ソルボンヌ大学留学を経て、1988年、NHK入局、報道番組のディレクター。2006年よりプロデューサー。NHK環境キャンペーンの責任者を務め、気候変動やSDGsをテーマに数多くの番組を放送。NHKスペシャル『激変する世界ビジネス “脱炭素革命”の衝撃』 『2030 未来への分岐点 暴走する温暖化 “脱炭素”への挑戦』 BS1スペシャル『グリーンリカバリーをめざせ!ビジネス界が挑む脱炭素』など。2021年8月、株式会社NHKエンタープライズに転籍。日本環境ジャーナリストの会副会長。環境省中央環境審議会臨時委員。文部科学省環境エネルギー科学技術委員会専門委員。世界経済フォーラムGlobal Future Council on Japanメンバー。主な著書に『脱プラスチックへの挑戦 持続可能な地球と世界ビジネスの潮流』。
いま、私たちは大きな分岐点に立っています。
気候危機を食い止め、みんなが幸せに自分らしく暮らせるサステナブルな社会をつくることができるのか。それとも、地球の防衛ラインといわれる産業革命前からの1.5度の気温上昇を突破して、温暖化のドミノ倒しが起きかねない、危険な世界で生きていくのか。
大量生産・大量消費・大量廃棄というこれまでの経済のあり方では、地球の限界を超えてしまいます。未来を変えるカギを握っているのは、実際に、この新しい激動の時代を生きていく若者たちです。
今年は、国連IPCCの第6次評価報告書の発表、生物多様性のCOP15、そして気候変動のCOP26という人類の未来を決めるイベントが相次ぐ、重要な年。
若者たちに何ができるのか? 気候危機の現状を知り、どうやって行動を起こしていけるのか? 一緒に考えていきましょう。