渋谷川から海へ
街で出来る環境アクション
2024.08
目の前に見えなくても、渋谷は海とつながっています。
小さくて見えなくても、私たちは微生物とつながっています。
都市は自然と無関係と錯覚しがちですが
じつは、都市こそが自然に大きな影響を与えています。
買い物をするとき、交通機関を利用するとき、
自然を元気にする方を選ぶことで
都市にいながら海や森を豊かにできるのです。
目の前に見えなくても、
渋谷は海とつながっています。
都市は自然と無関係と錯覚しがちですが、
じつは、都市こそが自然に大きな影響を
与えています。
本プロジェクトは、渋谷と海とのつながり
を感じる機会を提供し、都市生活者の環境へ
の意識を高めます。そして、街でできる
具体的な環境アクションの実践を促進することで、
持続可能な未来への貢献を目指します。
「渋⾕で感じる海。プロジェクト」では、渋⾕をステージに⼩中⾼⼤学⽣・企業・⾃治体・アカデミア が連携し、
環境にプラスのインパクトを与える６つのプロジェクトを実施しています。
作品名「From The OCEAN」
プランクトンはミクロの存在ですが、あらゆる海の生物とつながり合っており ‟海の臓器” と言われています。
海を浮遊しながら生きているプランクトンは、 ‟上下左右を忘れられる生物” であることから異世界へ没頭するモチーフに選びました。
渋谷川直下に、肉眼では見えない数ミリのプランクトンを全長8メートルに拡大した作品を展示し、微小生物の視点を体感できる空間を創出しています。
さらに、地下広場では日本プランクトン学会提供の美麗なプランクトン写真を約1000倍に拡大展示し、海洋生態系の神秘に迫ります。
本作品制作には渋谷区の小中学生も参加。環境問題への意識啓発と地域連携を同時に実現する、意義深い取り組みとなっています。
LEMIE.（佐座 レミ）
ロンドン芸術大学 Cetral Saint Martins卒業。
LVMH主催 Mason0にノミネートされる。
ロンドンと東京を拠点に地球一つで暮らせる未来のためのアートプロジェクトを展開。
(会場音楽作曲：渋谷区立臨川小学校 校長 河口 尚志氏)
サステナブル
アーティスト
海洋プラスチックの約50%が漁網や漁具由来と言われる中、本プロジェクトは漁網のリサイクルに着目しました。
投棄前回収の重要性を踏まえ、廃漁網100%の生地Netplus®を使用。縫糸も同素材とし、展示後も継続的な資源利用を可能にしています。
＜ネイチャーポジティブな取り組みを動画で紹介＞
地球環境の現状と環境にプラスのインパクトを与える事例を動画で紹介し、多くの人々が日常的に環境問題に触れ、考える機会を提供しています。
渋谷スクランブルスクエア
渋谷フクラス
渋谷ヒカリエ
SHIBU HACHI BOX
渋谷駅東口地下広場
渋谷川をきっかけに小学生と考える、
参加型 ”私のプランクトン” ワークショップを開催します。
渋谷川に生息しているプランクトンを観察し、川から海へ流れるプラスチックと生態系の関係について学び、未来の海に生息するオリジナルのプランクトンを制作します。
制作した作品は、ワークショップ後にデジタル図鑑で閲覧が可能です。
7月~8月の期間、日本財団 海と日本プロジェクトの助成を受け、小中学生を対象にとした全5回のワークショップを実施しました。
渋谷区をはじめとする小中学校19校からのべ220名の児童が参加し、環境教育と創造的活動を体験しました。
この活動を通じて、子どもたちの環境問題への理解と創造的な問題解決能力の育成を図りました。
地域の川や池の水でプランクトンを観察し、東京大学の学生から「プランクトンと海」についてのレクチャーを受けました。
渋谷川から海へプラスチックが流れ、生態系にどのように影響するのか学びました。
学びの集大成として、学生は海洋プラスチックや温暖化問題を解決する「地球を元気にするプランクトン」を描きました。
（講師：園林 悟 氏、佐座 マナ 氏、Lemie. 氏）
顕微鏡で川や池のプランクトンを
観察する様子
「プランクトンと海」についての
レクチャーを聞いてる様子
“地球を元気にする”プランクトンの
画を描いている様子
アートを志す高校生が世界中から集まり、世界のトップ美大を目指す全寮制高校、ISCA LONDONからファインアートの講師が来日。
渋谷の街と海のつながりについてレクチャーを受け、国連環境計画の教材をベースにしたワークシートに各自記入し、地球１つで暮らすためのアイデアをまとめました。講師からアートのアドバイスを受けながら、「地球を元気にするプランクトン」を描きました。
（講師：Lisa Stewart 氏、佐座 マナ 氏、Lemie. 氏）
「プランクトンと海」についての
レクチャーを聞いてる様子
チームでアイディアを出し合い
各自で具現化している様子
“地球を元気にする”プランクトンの画の
アイディア図
渋谷区の小中学生とイギリスの小学生が考える地球環境に貢献するプランクトンを図鑑でご覧頂けます。
ワークショップの中で、学生が描いた ‟地球を元気にするプランクトン” の絵を解説付きで特設サイトに掲載しております！
アート作品の展示会場に設置するQRコードをスマートフォンで読み込むことで、
図鑑を見ることも可能です。
海洋問題に対する取り組みを行っている企業や、海洋関係のアカデミアと一緒に ”海と人間の共存” について話し合うトークセッションと、”都市と生態系のつながり” を考えるプレゼンテーションを実施。
都市で出来るアクションを考える機会を作り、意識変容を促します。
阿部 晋樹 氏NEC
デジタルプラットフォームBU
プラットフォーム・テクノロジーサービス事業部門
テクノロジーサービス・ソフトウェア統括部
上席技術主幹
木原 純 氏株式会社 明治
グローバルカカオ事業本部
カカオマーケティング部
CXSグループ
Cacaoism Discoverer
馬場園 晶司 氏学校法人文化学園
文化ファッション大学院大学
ファッションクリエイション専攻
ファッションデザインコース主任
小池 祐之介 氏株式会社三菱UFJ銀行
経営企画部
サステナビリティ企画室
調査役
篠 健司 氏パタゴニア日本支社
環境社会部ブランド・
レスポンシビリティ・マネージャー
高橋 浩平 氏豊田通商株式会社
繊維事業部
関 幸太郎 氏ELLANGE INC.
代表取締役
安田 仁奈 氏東京大学大学院
農学生命科学研究科
教授
河口 尚志 氏渋谷区立臨川小学校
校長
コーヒーやシュークリームを展開している『UP LIGHT CAFÉ』とコラボレーション。
「海と森はつながっている」という観点から海洋問題や森林問題など、地球に関心をもつきっかけを作ります。
店内には、様々な社会課題を抱える「カカオ」に関してのポスター展示やカカオの新素材を使ったドリンクなどを楽しめます。
カカオの常識を覆す、カカオ果汁たっぷりの甘酸っぱいスパークリングドリンク。
ゼリーの食感がアクセント。
カカオ豆から抽出した赤いフラバノールエキス入り。
高カカオチョコと水で仕立てた、ひんやりビターなチョコレートドリンクに、マダガスカルバニラアイスをオン。
ブラジル産カカオの華やかな香りが存分に楽しめるドリンク。
森を作る農法と呼ばれるアグロフォレストリー農法でつくられたカカオとバニラのコラボレーションをお楽しみください。
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