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渋谷区の小学校と企業の合同環境文化祭「GX SHIBUYAフェス2025」を開催しました!

渋谷区の小学校と企業の合同環境文化祭「GX SHIBUYAフェス2025」を開催しました!

Info

GX SHIBUYAフェス2025
実施報告

“渋谷区の小学校と企業の合同環境文化祭”

2025年9月18日(木)・9月19日(金)の2日間、SWiTCHは『渋谷区の小学校と企業の合同環境文化祭〜GX SHIBUYAフェス2025』を渋谷サクラステージ3階 BLOOM GATEで開催しました。

「GX SHIBUYAフェス」は、渋谷の小学生と企業が一緒につくる合同環境文化祭です。地球のこと、まちのこと、未来のことを“楽しく体験しながら学びます。
企業がチャレンジしている取り組みを子どもたちが自分の目線で考え、トリビ アとして紹介。コラボブースを体験したり、環境なぞなぞを解きながら「みん なで力を合わせれば実現できる未来」を見つけていただけたら幸いです。

イベント当日概要

GX SHIBUYA フェス 2025
開催日時|2025年9月18日(木)・9月19日(金)
開催形態|対面開催

参加者数|小学生数 345人+一般参加者 221名 合計 566名
会  場|渋谷サクラステージ3階 BLOOM GATE
タイムテーブル|
10:00〜 渋谷区の小学校7校が学年単位で参加
14:30〜 企業と一般からの参加
17:30〜 トークセッション&交流会

◯「GREEN XROSSING SHIBUYA」プロジェクトのあゆみ

「GREEN XROSSING SHIBUYA」プロジェクトは、渋谷に訪れる人に「サステナブルな国際都市 SHIBUYA」 を世界に発信することを目的に、2024年3月に一般社団法人渋谷駅前エリアマネジメントと一般社団法人 SWiTCHのあいだで協定を締結しました。 月1〜2回のペースで定例ミーティングを開催し、企画から実施まで対話をベースに共創しています。
現在、渋谷駅周辺の巨大サイネージで環境先進事例のアニメーション動画を週15,000回以上放映しているほ か、2024年8月には「渋谷で感じる海」と題して、プランクトンをテーマにしたプロジェクトを実施。
生態系におけるプランクトンの役割や川を通じた都市と海のつながりを学ぶワークショップを渋谷区内の小学校で 開催し、廃棄される漁網を回収し作られた布を使い、児童と制作した全長10メートルの循環型アートを渋谷 駅地下広場に展示するなど、多くの人に都市と海のつながりを知らせる機会を提供しました。
そして2025年「渋谷で感じる海」の進化版として小学校と企業のコラボレーションの規模を拡大し、リテラシー向上と行動変容を目指したのが「渋谷区の小学校と企業の合同環境文化祭〜GX SHIBUYA フェス 」です。

◯「GX SHIBUYA フェス」パートナー

2024年の「渋谷で感じる海」のメンバーに新しい仲間が加わり、渋谷区の小学校7校と10の企業・団体で実施しました。
主催:一般社団法人 SWiTCH
共催:一般社団法人 渋谷駅前エリアマネジメント
協賛:株式会社日立製作所、株式会社明治、日本電気株式会社、YKK AP株式会社、、東急不動産株式会社、東急株式会社
後援:東京都環境局

協力:
三菱UFJ銀行
渋谷区立 神南小学校、加計塚小学校、千駄谷小学校、長谷戸小学校、常磐松小学校、臨川小学校、猿楽小学校

GX SHIBUYAフェス2025

コラボ1|小学校での出前ワークショップ


小学校を訪問し、企業が環境のために取り組んでいる活動やテクノロジーについて紹介。レクチャーの後の、グループワークでは、大人が子供と同じ目線で対話し、子供からのさまざまな質問にお答えいただきました。

コラボ2|「環境なぞなぞBOOK」で紹介するトリビアを検討


出前ワークショップで学んだことを他の小学校にも共有し、みんなで環境リテラシーを向上するために、どんな情報をトリビアとして紹介するかグループワークで検討。投票で選ばれた3つのトリビアがイベント時に参加者全員に配布する「環境なぞなぞBOOK」に掲載されました。

コラボ3|イベント当日、スタンプラリーをしながらブースめぐり


9月18日・19日のイベント当日は、小学校が学年単位で来場。
「環境なぞなぞBOOK」が全員に配られ、スタンプラリー形式で6つのブースを巡りました。各ブースには企業担当者が常駐。環境なぞなぞからスタートし、実験・ゲーム・対話などブースそれぞれの個性を活かし、体験型・対話型で来場者に解説を行いました。

コラボ企業のブース運営を小学生がお手伝いする場面もありました。会場は活気にあふれ、スタンプラリーが完成した子供たちはゴールで企業からのプレゼントを受け取り、満足していました。

コラボ4|「寄せ書きボード」で来場者にメッセージを発信


出前ワークショップの最後に、児童一人一人がワークショップを通して気づいたこと、自分でできる環境アクションをメッセージカードに宣言しました。

9月18日・19日のイベント会場に寄せ書きボードを設置し、すべてのメッセージカードを掲示しました。来場した小学生は自分のメッセージを見つけて喜んだり、他の小学校の児童のメッセージを読んで刺激を受けているようでした。

コラボ5|「トークセッション」で産官学がつながり対話


イベント会場では両日17:30〜19:00にトークセッションを開催しました。

18日は渋谷のエリアマネジメントから、19日は渋谷区教育委員会から登壇いただき、産官学の環境専門家と対話を深めました。会場からも活発に質問があがり、和やかで活気あるセッションとなりました。

コラボ6|コラボカフェ


イベントの2日間、カフェスペースを貸し切り、コラボカフェを実施しました。
資源としてのカカオの活用コーナーでは、チョコレートの素材として使われなかったカカオの果肉や種から作られた、容器や衣類、プラスチック製品を展示。森を育てながらカカオを栽培するアグロフォレストリ農法の紹介とその農法で育ったカカオで作ったチョコレートの試食も行いました。
併設のカフェでカカオのオリジナルドリンクも特別販売しました。

◯小学校と企業のコラボレーション

GX SHIBUYAフェスでは、7つの渋谷区立小学校と9つの企業がコラボレーションしました。
事前の出前ワークショップでは、企業ごとのテーマに沿って学び、環境トリビアを生かした環境なぞなぞを考え、イベント当日はそれらも掲示したコラボブースに企業の担当者が立ち、ワークショップの成果を発表。参加した小学生も学年単位で互いの取り組みを見学しました。

・加計塚小学校×NEC(3年生 53名)
・猿楽小学校×東急不動産(4年生 52名)
・常磐松小学校×YKK AP(4年生 18名)
・臨川小学校×日立製作所(6年生 53名)
・長谷戸小学校×明治(4年生 41名)
・千駄谷小学校×東急(5年生 57名)

・神南小学校×渋谷駅前エリアマネジメント(4年生 25名)
・神南小学校×東京都環境局(4年生 25名)
・神南小学校×三菱UFJ銀行(4年生 25名)

出前ワークショップの様子

環境なぞなぞ例

 

 


トークセッション

イベント会場で行われたトークセッションでは、登壇者とイベント参加企業を交えて議論が交わされました。

9月18日|「都市だからできるGreenTransformation」

登壇:
東京大学 大学院工学系研究科都市工学専攻教授 小泉 秀樹 氏
一般社団法人 渋谷駅前エリアマネジメント事務局長 清水 寛之 氏
一般社団法人SWiTCH 代表理事佐座 マナ(ファシリテーター)

——グリーンな渋谷を目指すために必要なことは?

小泉氏

CO2は、70%が都市から排出されており、都市の多くの人が気候変動の影響受ける。IPCCが、都市をテーマにしたレポート作成しているように、都市のグリーン化は、近年多くの専門家が検討している領域である。渋谷未来デザインでは、まちづくりの全体構想を検討している。このようなハード視点と共に、エリマネさんの活動に代表されるようなソフト視点のまちづくりも重要。コミュニティづくりやこどもと大人のネットワークづくりなどであり、このFesも大きなコミュニティを生むと思う。

——今回の取り組みを通し、都市で環境アクションを起こすにはどうすればよいか?

日立
「電気は無限ではない」、「電気は地方から届いている」この当り前だと思っていたことがそうではなかったことに驚いた。地方があって都市がある、都市は地方に支えられていることを気づいてもらえた場でもあった。渋谷と地方がつながっていることを示すのも一つの方法だと思う。

明治
子どもたちは、環境問題をよく知っているが、見えない部分はわからない。カカオはカカオ産地の問題であり、チョコレートを見ていてもわからない。これを伝えるのは、私たちの役割だと思った。また、どうしたらよいかまで考えるのは難しい。遊びの中にまでサステナビリティを組み入れるような工夫が必要だと思った。「サステナブルでカッコよいハロウィン」、渋谷らしいと思う。

東急
子供たちは、気候変動、生物多様性は当り前になっており、教育の大切さを感じた。都市には、時間軸と空間軸がある。渋谷の再開発が終わるころには、子どもたちは大人になり、経済や消費の中心となるので、大切なステークホルダーである(時間軸)。都市は、都市自身がメディアであり活用したいが、単に環境を発信しても伝わらない。今回の小学生たちは渋谷に住んでいるので、自分事としてとらえていたが、他から来た人にも自分事化していただけるような工夫が必要ではないか(空間軸)。

東急
渋谷の子どもたちが積極的に恐れず発言したことに感心した。大人は、正しさを考えてしまうが、子供たちは本質をとらえた発想であり先駆者になると期待できる。さらに、発言の中に環境の知識が組み込まれていた。移動手段の質問をしたとき、子どもたちは電車やバスではなく「走る」と答えた。走ることは体にも良く、環境とフィジカルの統合ができている。大人は、いつもトレードオフに悩まされているが、子どもたちの視点は参考になる。子供たちへの教育は、大人も学ぶ場になる。

NEC
家族の朝の話題は、天気予報。その情報をどう利用するかが大切な時代になっている。子供は、暑いのが当り前になっており、天気予報を異なる視点で見ているかもしれない。気候変動や都市工学、都市設計など各分野で世界を引っ張っていく人材、また、自国のことだけではなく地球レベルで考えられる人材が必要。そういった人材を育てる教育も必要だと思う。

YKK
子供は素直。大人は、科学的なエビデンスがあっても固定化された観念があり変われないが、子供は、科学をわからなくても、正しさをすぐ理解する。AP子供たちが経済の主役になるのは10年先だが、いずれ売り上げにつながる。サステナビリティの推進活動は、今年の売り上げには貢献できないが、将来
の事業に貢献できること感じた。

さいごに登壇者からメッセージをいただきました。

小泉氏
オランダでは、生活の中にサステナビリティを学ぶ仕掛けができている。だれもが分かり、見える「形あるもの」が日常にあふれていれば動きが早くなるのではないか。

清水氏
子供たちが色々なアイデアを持っていることに感心した。開発は大人目線、大人の都合で作られている面がある。将来を担う子供たちにとって何が必要なのか、子供の考えやアイデアを反映できるように、子供と大人が対話できる機会を創ることが大切だと感じた。

9月19日|小学生×企業から広がるGXの可能性

登壇
東京大学大学院 農学生命科学研究科教授 安田 仁奈 氏
渋谷区教育委員会事務局 教育指導課指導主事 市川 勝利 氏
環境省大臣官房 環境教育推進室 黒部 一隆 氏
一般社団法人SWiTCH 代表理事 佐座 マナ(ファシリテーター)

——現在の地球の状況は?

安田氏
海水温は、気温と同様上昇しており、サンゴの白化、海藻生育地の砂漠化など、海洋生態系に影響を与えている。また二酸化炭素は海水の酸性化にもつながる。二酸化炭素の排出を抑制し気温の上昇を抑えないと、当り前の生き物がいなくなるだけでなく、人間社会に大きな影響を与えてしまう。

——国の環境教育は?

黒部氏
一部調査では、アジアの諸国に比べて環境問題の改善が生活の質の改善につながると回答する割合が低いというデータもあり、環境教育が大切だと感じており、理科などの授業を通した教育を行っている。しかし、知識だけでは行動に結びつかず、カーボンニュートラルの実現には限界がある。生活者の行動変容につながる教育が大切だと考えている。
安田氏科学エビデンスはわかっている科学者も行動に移せていないことがある。ロジックではなく感情や体験が大切。

——探究のあり方は?

伊藤氏
こどもの興味関心が広がる中で先生の専門性だけでは補えない部分を、専門の方に伴走頂くことはありがたい。更なる学びの意欲につながる。
黒部氏他の授業、カリキュラムと関係づけることが大切で、文部科学省や学校教育の現場と連携しつつ、環境省としても協力したい。

安田氏
生き物大好きな学生10人を担当しているが、9人が海に入ったことがないという。駿河湾に連れていくと感動していた。経験の喪失が問題で、自然に触れることがなくなれば、自然の大切さ、重要性が分からなくなる。現場に連れていき、五感で感じることが大切。NPOとの連携を強めたらどうか?

 

——(日立)なぜ環境問題を解決しなければならないのかと問われたらどう答えたらよいか?

安田氏
環境問題の被害者は未来の人。彼らがなぜ負担を受けねばならないのか、というのが海外では主流の考え方。日本でも広げていかなければならない。黒部氏自然界は、弱肉強食ではなく利他共生。これが循環を生み出している。一人一人が自然や世界中の人々に生かされていると考える必要がある。

——環境省/セブンイレブン)環境教育に対する企業への期待、役割は?

伊藤氏
期待しかない。生徒に寄り添った授業をしていただいていることに感謝している。

安田氏
カギを握っているのは企業。普段気づかないことにも企業は取り組んいる。その気づきを知ることだけでも勉強になる。企業が頑張っていることを小学生に直接伝えることの意義は大きい。

さいごに登壇者からメッセージをいただきました。

黒部氏
渋谷の企業様のお取り組みが世界のサステイナビリティの最先端の現場と繋がっていると実感した。引き続き教育現場との連携を深め、世界の潮流を
踏まえた環境の議論へと深まっていくことを期待したい。欧州の動向や、世界のリーダー企業を見据えてやっているということも発信していただき、
ワールドワイド視点で環境の議論できるようになったら良い。

安田氏
環境教育は、地道だが絶対に効いてくる。無駄ではない。環境教育は工業、建設、農業など、全てに関わることであり、これからも力をいれて取り組む。

 


コラボカフェ|〜森とともに生きるカカオを使ったオリジナルドリンク〜

イベントの2日間はカフェスペースを貸し切り、コラボカフェを実施しました。
カカオの資源の循環アイテムをカフェエリアに展示したことで、カカオについて学びながらカカオドリンクを楽しめるスペースとなりました。

4種類のオリジナルドリンクを限定販売

カカオを無駄なく使うために明治が開発したドリンク。カカオ豆から抽出した新素材とカカオ果汁を組み合わせた「カカオはフルーツ」ということを体験
できるフルーティーなジュース。イベント期間限定で4種類のオリジナルカカオドリンクを販売。

資源の循環アイテムの展示

チョコレートの素材として使うことのできないカカオの果肉やカカオ豆の皮「カカオハスク」から作られた、コースターやデニム生地の素材として使われている。今まで廃棄されてきたカカオを生活インテリアやアパレルに応用したサンプルを展示。

森を育てながらカカオを栽培するアグロフォレストリ農法の紹介とその農法で育ったカカオで作ったチョコレートの試食も行いました。

Info
Location: 渋谷サクラステージ
Date: 2025年9月10日
End Date: 2025年9月10日